2009年09月18日

ワークセンターとよなか

よつば先日、アートチャレンジ「はじめの一歩展(兵庫)」へ行って来ました。




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小さな素敵なカフェとスペースがあり
愛らしい作品が並んでいます。

これらは社会福祉法人豊中きらら福祉会「ワークセンターとよなか」の利用者さんたちの作品です。


チェリー私が特に目に付いたのは
  ある映像DVD。
  利用者さんの一人がうつっています。

カメラは彼の行動を優しく追っていて・・・

何かを作り始めました。
興味をもった看板の文字を、まったくそのとおりのデザインで粘土で再現するのです。
それが、大きさといい間隔といい
ぴったり。びっくり!
しかも試し置きとかもなしで、手の中で粘土をちぎって形を作って台に置くともうその形です。

そしてできあがるとまた粘土の塊に戻るんです。
だから作品はありません。
その場にあったアルバムに写真が残っているだけでしたので
今ここで紹介できないのが残念です。

でもだからこそその場でしか味わえない感動があるんですね・・・


ほかの作品も紹介したいのですが、今回は写真をとっていないので・・・


サクラそれにしても「アートチャレンジ」という言葉に惹かれました。
  私の知り合いはその施設の「アートチャレンジディレクター」。
  非常勤で企画や制作をされています。

  まさに私の理想の在り方でそういう場所に関わっていらして・・・
  またお話伺いたいなと思っています。


よつば「ワークセンターとよなか」の施設長さんにもお話を伺いました。
  私の今の関心は経営のこと。
  こういう展示販売などで成り立っているのですか?という問いには

「今はまだ利益を求めるほどの活動ではないけれど
 こうして利用者さんがいろんな人と関われる機会があると
 励みになるし
 思っていないつながりができたり、
 ああ、やってよかったと思える出会いがたくさんある。それでまたやるんです。」

とおしゃってました。その施設長さんの優しそうな笑顔がまた印象的でした。


「ワークセンターとよなか」さんは・・・(展覧会パネルより)

「1986年 障がい者の「働く場がほしい」「なかまがほしい」という願いから
当事者、家族、関係者が集まり、7名の利用者と職員2名で誕生しました。
当初の作業は、下請け作業が中心でした。
利用者のできる力を見極めながら、作業工程を細分化していきました。
流れ作業のような形でお互いが何らかの役割を持ち、全員で仕上げていくというスタイルでした。
・・・出来る限り利用者に合わせた作業を保障していくという当初の目的を大切に
現在は、下請け作業以外にも、陶芸、企業内作業、施設外清掃なども取り入れています。
陶芸を選んだ理由として、作業工程が多いこと、個々の特性を生かした個性的なものづくりが出来ることです。
販売商品としては、マグネットやブローチなど雑貨中心になっています。
粘土のかけらから出来た作品を商品作りにするために技術支援者たちの力を借りながら
日々奮闘しています。

陶芸以外にも絵画、歌、クレイアートなど個々の特性を生かして独自の展覧会も企画しています。
企画段階から一緒に準備していく中で、アーティストとして意見を交わしたり、
互いに認め合い響き合うなかで、自分らしさを感じ取ってきています。それがエネルギーにも繋がっています。
 たくさんの人たちとの交流から・・・
HAPPY.PEACEな世界になるよう発信続けます。」




音符オレンジミニコンサート♪赤もありました。
 歌の好きな利用者さんと、夢楽一座さん、ピアノとバイオリンと唄で懐かしいわらべ唄の演奏
 楽しいひとときでした。
 お客様も一般や、ほかの利用者さんが並んでいます。
 結構、音量大きくて、ここはわたしの職業病で、過敏な人とか大丈夫かな?と見渡しましたが、
 そのへんは関西?!
 みんなノリノリ・・・ww

 スタッフさんも利用者さんも、立場とかなくて、すごくいい笑顔w



ちょっと横道それますが・・・・

キョロキョロ「夢楽らいぶ」一座さんは男性3人組のギターバンドです。
  大阪府内の老人ホームやデイサービスなど年間150件ほどボランティア「出前ライブ」をされてます。

元気いっぱい落語調の語りとここちよい大阪弁、テンポのよい展開に
その場にいる人たちも巻き込んでまさに会場が一致団結する迫力。
もうずっと笑いっぱなしベーでした。


ああ・・・こういう世界のこと、最近忘れてたなあとなんだかわくわくしていました。

地に足着いてて
小さい小さい人とのつながりを大切に大切に一歩ずつ着実に生きている・・・
この元気と笑えた一瞬一瞬が貴重なんだーーーって改めて。

「NHK紅白に出る!」が夢の彼らは
去年、「1年で、大阪の全市全区の施設をまわる」という目標をたて見事達成し、
紅白とまではいかないものの、NHKのドキュメント取材を受けたそうです。


ワークセンターとよなかさんの歩みといい、夢楽一座さんといい、

始まりは小さな場所でも、やっていくうちに課題やさらなる目標も出てきて、それをこなしていくといつのまにか・・・。


初心に還る思いの一日でした。
  

Posted by nahoho at 08:50Comments(1)TrackBack(0)福祉、障がい

2009年03月25日

絵の具

先日、治癒教育研究所「まーす屋」さんの依頼で
にじみ絵体験会をさせていただきました。

(案内と当日の様子 アトリエ虹色の指


にじみ絵
とは、あらかじめ水を含ませた紙に絵の具をおいていく絵画技法です。
ぬらし絵ともいいます。


  あしあとピンク小学校、中学校、高校でも、この絵画技法を取り入れた授業を行いましたが、
  どの段階の子どもたちも、初めて体験するときは
  「うわぁ・・・・」と声が出てきます。


紙の上で色が自由に動き、
時にとなりの色と交わり、新しい色が生まれてくる・・・


小さい子は特に色水が大好きですよね。



  びっくりびっくり!!筆を洗うときの水の色。
  図工室の手洗い場で、みんなの色水が混ざっていくのを
  じっと見たり、きゃーきゃー騒いでみたり・・・
  あの瞬間の子どもたちをみるのは、私も楽しいものでした。


この流していく絵の具・・・
正直、悩みどころですね、環境問題という点において。



よつば今回、 にじみ絵体験会で用いたものは、
ドイツのメーカーStockmar(シュトックマー)の絵の具です。

<歴史>

シュトックマーはもともと養蜂場から始まりました。

ハンス・シュトックマーさんは、NZ(ニュージーランド)で養蜂を学び、
ドイツに戻ってから自分の養蜂場を営んでいました。
夏ははちみつ、冬はキャンドルを作っていました。

このハンスさんの兄弟に、シュタイナー学校の教員をしていたファムセンさんがいました。
彼は、芸術の授業で子どもたちが使うクレヨンを作れないかと相談。
教育者や芸術家の協力のもと、みつろうクレヨンができました。

こうして、1992年シュトックマー社がハンブルク郊外に創設されました。

この会社では、おもちゃの基準よりも厳しい「食品」の基準を設定しているそうです。
しかも、この食品の基準、ドイツでは日本よりもはるかに厳しいそうなんです。

ですから、ここで作られる画材は、万が一、口に入っても大きな問題ではないとのこと。


   ニコニコ「まーす屋」さんが
   おばあちゃんたちが、本当にぱくって食べちゃうんですっておっしゃっていて
   ああ、子どもだけじゃないんだよね、と
   改めて、画材の安全性を考えさせられましたが、
   その点、このシュトックマー社のものなら、安心して渡せるかも、と思いました。
   (別にシュトックマーのまわしものではありませんよw)


<原材料>

水彩絵の具には、「透明」と「不透明」のものがありますが、
純粋な透明水彩は、プロが使うくらいのものです。


シュトックマーの絵の具は、「透明」水彩です。
かなり透明なものです。

この透明の秘密は、「アラビアゴム」。アカシアの木の一種。
水溶性が高く、紙への接着性もよいので、色彩に光沢がでます。
スーダン、ナイジェリアでとれますが、時勢もあり高価なものとなっています。

このアラビアゴムと植物や鉱物の色素から作られています。

 (学校で使われるものは、半透明水彩です。安価にするためアラビアゴムではなく
  デキストリンを使いますが、耐久性が低いので、きつめの保存料が入ります。)



値段としては、20mlが3色で2520円ですので、結構な額です・・・

 (1色10mlで420円。
  キョロキョロちなみに、日本でおすすめなのは、Match Colorsです。
  安全をモットーに、アラビアゴムを使っています。
  それに、三原色の絵の具として売っています。
  単色10mlで260円。)


シュトックマー社の理念は「芸術素材は、感覚に訴えるものであり、

その質はゲーテの色彩論とシュタイナー教育に裏付けられたものでなければならない
」というものです。

  

  ニコニコこの絵の具で描くと、
  プロでなくても、思わず目をみはる色彩の発色です。
  筆を洗うときに起きる混色も、とてもきれいなのですよ。


「乾いたあとでも、固定せず生きている」と言われるシュトックマーの絵の具。



さて、シュトックマーの製品の基盤となっている、ゲーテの色彩論。
この時代になってようやく認められるようになりました。

また次回、お話したいと思います。


  

Posted by nahoho at 09:52Comments(0)TrackBack(0)色彩★楽

2009年03月25日

水彩ー動物

水彩画ー動物編ー


動物の持つ気質、性格、住んでいる環境などを色彩で表すものです。(写真はサムネイルです)



サバンナ         トンボ          孔雀           ふくろう
   

ライオン         うし